保険診療/⾃由診療とは
保険診療とは
国の定めた範囲内での治療方法、材料、薬を使用して治療を行います。
「最低限噛めるようになるための治療(機能面のみ)」での適用範囲となるため、治療の方法、材料、薬の処方に制限があります。
自由診療とは
治療方法、使用する材料等に制限はなく、患者にとって最適な治療をあらゆる選択肢の中から選択可能です。
保険診療と比べて、「ただ噛める」という機能性だけでなく、「 「快適に噛める」「使用感が良い」「長持ちする」「見た目が良い」「健康面にも良い」という部分も重視されます。
歯科における医療保険制度
現在の医療保険制度は昭和30年頃に整備され、高度成長期の中で「とにかく虫歯を治すこと」「歯を失ったら『噛む』という機能性を補う事」に注視していました。
そこには、見た目や歯の寿命、治療の材質の安全性などはほとんど考慮されていません。「最低限の水準」で痛みが取れ、噛めればいいという考えの元に設計されています。
歯科以外の医療分野に比べても、保険診療内でできる治療は非常に狭いと言わざるを得ません。しかし、医療はどんどん進歩しています。金属の歯が有害であることも分かってきました。しかし、数十年前の基準での「最低限の水準」のための制度が、抜本的に改革されることなく今でも続いています。
自由診療はより質の高い生活を実現するためのもの
もちろん、保険制度が全て悪いという事ではありません。日本国民が皆、平等に定めた医療を受ける事ができるという意味では我々にとっての恩恵は計り知れません。
その反面、やはり現代における世界水準での良いとされる治療や予防治療は受ける事ができないという問題があります。
医療保険制度内の治療では、最新の優れた治療、希望通りの治療、高度な歯科医療をすべて保険で提供できるものとは言えない事も理解していただきたいのです。
あなたに適した治療方法を選択できるように・・・
私たちの願いとしては、長期的には悪くなることが分かっている「最低限の治療」ではなく、より快適に日々の生活を送ることができる治療を提供したいと思っています。
麻酔を生かした「心の痛みも治せる治療」で
あなたの悩み・不安を解消いたします。
ぜひお気軽にご相談ください。
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