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歯科治療恐怖症

DENTAL PHOBIA

【歯医者さんに行けない原因1】
歯科治療恐怖症になってしまった

歯科恐怖症でお困りの方には、大阪中之島デンタルクリニックの「眠ってできる歯科治療」をおすすめします。

 

大阪中之島デンタルクリニックについて詳しくはこちら

 

 

実は、なぜ歯医者さんがこれほどまでに怖く、イヤでたまらないのか、本人でさえ理由がわかってない場合がけっこうあるのです。よくあるのが過去の歯医者さんでのイヤな記憶がもとで恐怖症になってしまう「歯科治療恐怖症」です。

「歯科治療恐怖症」という病気があるわけではありませんが、私は便宜上、この言葉を使うようにしています。

歯科治療恐怖症になっている場合、過去の歯医者さんでの不快な経験が、いわゆる心的外傷(トラウマ)になってしまい、歯の治療はもとより歯医者さんそのものに対して、体と心が過剰に反応してしまいます。

無意識のうちに歯医者さんでのイヤな記憶をフィードバックしている

自分にとって危険なものを察知すると、脳は「逃げろ!」とか「避けろ!」というような信号を発します。
体はその信号を受け取って、危険なものから逃れるための反応を起こします。たとえば道を歩いている時、背後から車の音がしたら、誰でも道の端に寄ります。その動作は何気ないものですが、音を聞いた瞬間に脳は危険を察知し、すぐさま「逃げろ」というサインを送り、それを受け取った体は身を守るために動く、という一連のプロセスを経ているのです。
この反応自体は非常に正常なものです。というより、生きていくために不可欠なものです。ところが歯科治療恐怖症になってしまうと、このプログラムが必要以上に反応するようになってしまいます。

緊張のあまりアブラ汗を流したり、震えが止まらなくなったり……

患者さんがイヤイヤながらも、歯医者さんにやってきたとしましょう。ドアを開けようとした瞬間、今度は赤信号が点滅します。もうこの時点で、体は逃げる方へと反応してしまいます。
それでも「ここまで来たのだから」と辛抱する患者さんの中には、緊張のあまりアブラ汗を流したり、震えが止まらなくなったり、動悸が激しすぎて呼吸困難を起こしたりすることさえあります。

このようなことを何度か繰り返している患者さんは少なくありません

このようなことを何度か繰り返している患者さんは少なくありません

このようなことを何度か繰り返している患者さんは少なくありません。そして、繰り返せば繰り返すほど悪循環に陥って、いっそう深刻な歯科治療恐怖症になりかねません。
私のクリニックには、「よくここまでガマンできたなぁ」と思われるような患者さんが数多く訪れますが、そうした「ガマン」も、まさに悪循環へとつながってしまうのです。

治療をするためには、この悪循環を断ち切って、心と体が異常に反応してしまうサイクルを修正していく必要があります。私のクリニックで麻酔治療をされた患者さんは、治療を一回終えるごとに自信を取り戻し、最後には歯科治療恐怖症から脱出しています。異常反応のサイクルを修復できたということなのです。

患者様の受診事例【歯科恐怖症】

ケース1 Aさん 70代女性

[来院経緯]

旦那さんに手を握ってもらっていないと歯の治療を受けることができないほどに歯医者での治療が苦手で、怖くても歯医者さんには通っていたが、担当していた50歳前後の先生が閉院され、左下の歯にかかっていたブリッジが脱離。お子様が恐怖症でも治療可能な医院を探していただき、当院を選択いただきました。

[お悩み事]

怖くて歯科治療が続かないので、怖くなく治療を受けられたいとのことでした。
当院の静脈内麻酔法であれば、意識がほとんどない眠っているような状態で治療を受けられることをしり、受診を希望されました。

[症例]

歯がない部分が4か所ある他、むし歯もほぼすべての歯にわたって存在していました。インプラントを7本埋入。その他、むし歯治療を21本実施。全顎的に治療を行うことで、噛み合わせの改善を行うほか、審美性の改善も実施しました。

[予後]

治療の途中から、旦那さんの付き添いがなくとも、お一人で来院できるまでに歯科恐怖症が和らぎました。また、口腔内の機能が改善され、見た目も綺麗になったことで、笑顔も取り戻されました。

[治療費用・治療期間・治療法のリスク及び副作用]

 治療費  530万円(税込)
 治療期間 約4か月

今回は、インプラントを7本埋入することで、咬合と見た目を改善する治療法を選択しました。3回の静脈内麻酔法を実施。静脈内麻酔法は、通常の歯科麻酔とは異なる専門的な薬剤を用いることから、適切なバイタル管理が行われなければなりません。また、術後は薬の効果が残っていることがあるため、眠気が継続することがあり、車等での通院には留意が必要です。インプラント治療は、十分な歯槽骨の量が確保されていることが必要であり、また糖尿病などの全身疾患を有する方の場合は、実施できない場合がある他、インプラント体が歯槽骨に十分に結合せず抜けてしまう場合があります。クラウンにはセラミックを選択されました。セラミックは噛み合わせの状態や歯ぎしりなどの習癖の状況により、割れる場合もあります。

歯科恐怖症になってしまう理由

当院では、原則として初診時から治療を行うことはせず、はじめにしっかりと1人1人の患者様の歯科治療に対するイメージやお困りごと、治療中に注意して欲しいことから、なぜ一般的な歯科治療を受けることができなくなってしまったのかを、ゆっくりと時間をかけてお伺いしています。その中で、患者様がいかに辛い想いを経験してこられたのか、沢山のエピソードを知ることができます。

下記は、実際に来院された患者様がなぜ歯科恐怖症になってしまったのか?あるいは、よりその恐怖が増してしまったのかの実例としてお話しいただいたものの一部です。当院では、このような想いをお持ちの方々が、きちんと最後まで治療を完了まで受診しきって頂けることを第一に考え、その原因をスタッフ一同で常に考慮し、当院でどのような対策が必要なのかを常に検討しています。

  • 「痛かったらいつでも手をあげてください」と事前に言われていたので、治療中に痛みがはしって手をあげたら、「もう少し我慢して!」と歯科医師に言われて、そのまま治療を続けられた。
  • 以前に行った親知らずの抜歯の際、ものすごく痛くてトラウマになった。
  • 「この程度の治療も我慢できないなら死んでしまえ!」と歯科医師に言われた。
  • 歯科治療中に、器具で舌や粘膜を切られて出血してしまった。
  • 治療中、舌(ベロ)の置き場に困ってしまい、どうしたらよいか困っていたらついつい思わず動かしてしまって怒られた。
  • 幼少期に、診療台に無理やり押さえつけられて歯科治療を受けさせられた。
  • 歯科治療が怖くてなかなか顔を上にあげることができずにいたら、歯科医師に叩かれた。
  • 怖くて震えていたら、きつく「大人の癖にこんなことも我慢できないのか」と言われ、その後も罵声を浴びせられ続け、怒鳴られた。
  • 恐怖症でなかなか治療を行う勇気がでず、診療台で戸惑っていると、歯科医師や歯科衛生士にあからさまに嫌な顔をされてすごく落ち込んだ。
  • 嘔吐反射が激しく、器具が頬にあたった際、「あんたが悪いんだ!」と怒鳴られた。
  • 以前の歯医者さんで「もうウチでは診られないので、他所の歯医者に行ってください」と言われて、紹介状もいただけずにショックだった。
  • 「心療内科にまず通ってください」と言われたことで、本当に傷ついた。
  • 以前の歯科治療で、麻酔の効きが悪くて激しい痛みを我慢しながらの治療を余儀なくされた。
  • 怖くて口を開けずにいたら、歯科医師に鼻をつままれ、息ができない状態にされ、口を無理やり開けさせられた。
  • 「こどもでも我慢して歯の治療を受けているのに、なんで大人の君がまともに治療を受けれないんだ」とバカにした口調で言われた。
  • 歯の神経を取るときに、激しい痛みを感じてしまい、これ以上治療を続けられないと感じた。
  • 「痛い、痛い」といっても全然治療の手を止めてくれなく、涙がでて泣いてしまった。
  • 以前の歯科医院では隣の治療中の患者さんとの距離が非常に近く、自分が怒られている状況が診療室全体に聞こえていて、とても恥ずかしい想いをした。
  • 受付でも自由診療を無理やり勧めようとされ、「治療の内容はもう決まりましたか?どうするんですか?」としつこく聞かれ続けて嫌になった。
  • 事前の説明を受けることなく、笑うと目立つ部分の歯の治療に無断で銀歯にされていて、元に戻すこともできず、身体の一部を失ったように感じた。
  • 事前の説明を受けることなく、歯の神経を抜かれて、最後まで処置をされてしまった。
  • 歯の治療を行うところにも関わらず、非常に不衛生な環境で治療を行われ、血液や唾液が飛散しているにもかからず、器具の滅菌がなされているのか、使いまわしをされていないのかなどが不安になる環境で気持ち悪くなった。
  • 歯の型取りをすることになり、口の中に型取りの材料を入れられて「お鼻で息をしながら、しばらくお待ちください」と言われて我慢していたら、スタッフが後ろに片付けをするために退出し、5分経っても、10分経っても戻ってこず、だんだんとオエッと嘔吐反射がではじめて、涙がでてきたが、誰にも助けを呼ぶことができず、地獄のような気分を味わった。
  • 以前の歯科医院での歯科医師や歯科衛生士の態度が横柄で、「きちんと磨けていない」「これができていない」「ここが悪い」と否定ばかりされて嫌になった。
  • 以前の歯科医院では、治療の予約ごとに担当する歯科医師や歯科衛生士がコロコロ変わり、説明内容も人によって言うことが違い、何を信じていいのかわからなくなった。

これらの想いを当院では引き起こさないことは当然のことですが、これらの経験を持つ患者様に、歯科のイメージを180度変えて頂ける、治療終了時には歯科治療に感動していただける経験をご提供することを使命に、日々の診療を行っております。

麻酔を生かした「心の痛みも治せる治療」
あなたの悩み・不安を解消いたします。
ぜひお気軽にご相談ください。

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